はじめに
韓国語の語彙を増やすとき、漢字語だけでは足りない場面があります。ドラマやカフェ、スマホの画面では、英語由来の外来語(외래어)がよく出ます。
日本語にもコンピューター、バス、カメラのようなカタカナ語があります。韓国語にも、同じように英語由来の語がたくさんあります。
日本語話者は意味は取りやすいのに、「ハングルのつづり」と「発音」でつまずきやすいことが多いです。この記事では、外来語・カタカナ語をまとめて覚えるコツを整理します。
漢字語の記事(韓国語の漢字語)とあわせると、「漢字語+外来語」の二刀流で語彙が広がります。
外来語(외래어)・カタカナ語ってなに?
ここでいう外来語は、もともと英語など外国語から入った韓国語の単語です。日本語のカタカナ語に近いイメージで、表記は基本的にハングルです。
- 커피 コーヒー
- 호텔 ホテル
- 버스 バス
日本語のカタカナを、そのままハングルに置き換えればいいわけではありません。似ている語もあれば、つづりや発音がずれる語もあります。
日本語話者にとって有利な理由
- 意味がだいたい想像しやすい
- 旅行・買い物・カフェでそのまま使える場面が多い
- 漢字の知識がなくても入口にしやすい
一方で「聞いたことはあるのに、ハングルが書けない」「日本語のカタカナと違う!」となりやすいのも事実です。意味はわかる → 形を確認するの順で覚えると、挫折しにくいです。
パターン1:日本語のカタカナとかなり近い
日本語のカタカナ語と、意味も形も近い例です。日本語のカタカナを頭に置き、「ハングルではこう書く」とセットで覚えましょう。
- コンピューター 컴퓨터 (コンピュータ)
- カメラ 카메라 (カメラ)
- バス 버스 (バス)
- タクシー 택시 (タクシー)
- ホテル 호텔 (ホテル)
- コーヒー 커피 (コーヒ)
- ジュース 주스 (ジュース)
- バター 버터 (バター)
- トマト 토마토 (トマト)
- バナナ 바나나 (バナナ)
- メニュー 메뉴 (メニュー)
- チケット 티켓 (チケット)
パターン2:意味は近いが、つづり・発音がずれる
日本語話者が「え、違うの?」となりやすい例です。間違いではなく、韓国で定着した言い方として覚える方が早いです。
- テレビ 텔레비 (テレビ) ※口語ではティビも
- アイスクリーム 아이스크림 (アイスクリーム)
- ソーダ 사이다 (サイダー) ※「ソーダ」とは限らない
- ノート(手帳) 노트 (ノート)
- パン(食パン) 빵 (パン) ※どちらも歴史的には外来語
- アパート 아파트 (アパート)
- アルバイト 아르바이트 (アルバイト) ※短く 알바(アルバ)も
パターン3:会話でよく使う短い形
ドラマやYouTubeで聞いた形を、まず1つ覚えておけば十分です。
- スマートフォン 스마트폰 (スマトゥフォン)
- サービス 서비스 (サービス)
- チキン 치킨 (チキン)
- ピザ 피자 (ピザ)
漢字語・外来語・固有語:使い分けの考え方
韓国語の語彙は、ざっくり次の3種類に分けられます。この記事の例は外来語に限定しています。
たとえば「コーヒー」は 커피(外来語)が自然です。「水」は英語の water 型より、固有語の 물 が普通です。
「パン(食パン)」は、日本語のパンも韓国語の 빵 も、歴史的には外来語(ポルトガル語系)です。つづりが近いので、外来語の例として覚えやすい整理です。
よくある間違い(日本語話者)
- 日本語のカタカナを、そのままハングルにしたつもりで、実は違う(例:ソーダとサイダー、テレビのつづり)
- 外来語だけで話そうとして、不自然になる(固有語・漢字語と混ぜる。全部外来語ではない)
- 発音を完璧にしないと使えないと思い込む(まずは意味と形。発音はあとからでよい)
おすすめの覚え方(3ステップ)
-
1
場面別に10語だけ集める
カフェ:커피(コーヒ)、주스(ジュース)、메뉴(メニュー)、아이스크림(アイスクリーム)
移動:버스(バス)、택시(タクシー)、호텔(ホテル)
買い物:세일(セール)、쿠폰(クーポン)、카드(カード) など -
2
日本語カタカナ → 韓国語ハングルをセットで見る
ノートや単語アプリに、日本語とハングルを並べて書く。
-
3
ドラマ・字幕で「聞いた語」を1日1語追記
1日1語でも3ヶ月で90語。外来語は増え方が速いタイプです。
漢字語と併用すると、もっと効率が上がる
本サイトでの学習のすすめ
まとめ
韓国語の外来語(カタカナ語)は、日本語話者にとって語彙を増やす近道のひとつです。
- 日本語のカタカナと近い語が多い
- でも、つづりや発音がずれる語もある
- 漢字語・固有語とあわせて覚えると現場で使いやすい
カフェ・移動・買い物など、よく使う場面から10語だけでOKです。「意味はわかる → ハングルの形を確認する」をくり返すと、自然に増えていきます。
よくある質問(FAQ)
Q 韓国語の外来語は、日本語のカタカナと同じですか?
A. 意味は近いことが多いですが、ハングルのつづりや発音は同じではありません。日本語のカタカナをたよりにしつつ、韓国語の形を確認して覚えるのがコツです。
Q 外来語は、どこから覚えるのが効率的ですか?
A. カフェ・移動・買い物など、自分がよく使う場面から10語ずつがおすすめです。ドラマで聞いた語をメモする方法も効果的です。
Q 漢字語と外来語、どちらを先に勉強すべきですか?
A. どちらか一方だけでなく、並行がおすすめです。ドラマやカフェで外来語、旅行の表示や字幕で漢字語が出やすい場面も多いです。本サイトでは漢字語一覧と、この記事の外来語で両方カバーできます。