はじめに
韓国語の動詞と形容詞(用言)は、日本語の「行く→行って」「飛ぶ→飛びながら」のように、語尾によって形を変えます。 この変化には3つのパターンがあり、それを「活用123(3段活用)」と呼びます。
どの語尾がどの形に接続するかがわかれば、型を当てはめるだけで表現の幅が一気に広がります。 まずは3つの接続形を覚えましょう。
※注意:どの活用にも、ルールに当てはまらない例外的な単語があります。例文で見つけたものは、その都度ひとつずつ覚えていきましょう。
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活用1:Ⅰ型(語幹に直接接続)
語幹にそのまま接続します。パッチムの有無に関係なく、辞書形の「다」を取った形がそのまま使われます。
語幹の例
가다(行く)⇒ 가
먹다(食べる)⇒ 먹
만들다(作る)⇒ 만들
Ⅰ型に接続する主な表現・文型
- 고〔~て〕
- 고 있어요〔~ている〕
- 고 싶어요〔~たい〕
- 지 않아요〔~ではない〕
- 지만〔~が/けど〕
- 자〔~よう(意志・勧誘)〕
- 기〔~こと/の(名詞化)〕
- 는데〔~んだけど〕
活用2:Ⅱ型(語幹+(으))
まず覚える1ルール
Ⅱ型は、語幹の最後にパッチムがあるときだけ「으」を入れる形です。 パッチムがなければ、活用1と同じで語幹にそのままつなげます。
語幹+(으)면 の例:가다 → 가면(行けば)
語幹+(으)면 の例:먹다 → 먹으면(食べれば)
語幹の終わりで見る4パターン
① パッチムなし
「으」を入れず、そのまま接続します。(가다 → 가면)
② パッチムあり(ㄱ、ㄴ、ㅁ、ㅇ など)
語幹+「으」で接続します。(먹다 → 먹으면)
③ 二重パッチム(ㄺ、ㄻ、ㄼ など)
これも②と同じく「으」を入れます。(읽다 → 읽으면)
④ ㅂ変則(ㅂ → 우)
ㅂで終わる語幹は、ㅂが우に変わってから接続します。(덥다 → 더우면)
注意:語幹末が「ㄹ」パッチムの場合
살다、알다 のように語幹末が「ㄹ」1つの語は、語尾によって ㄹ が落ちたり残ったりします。 ここは「Ⅱ型の中でも例外がある」と覚えて、各文型で少しずつ確認していきましょう。
Ⅱ型に接続する主な表現・文型
- (으)세요〔~てください〕
- (으)면〔~たら〕
- (으)ㄹ〔未来連体形〕
- (으)ㄹ래요〔~ようか(意志)〕
- (으)ㄹ 수 있어요〔~ことができる〕
- (으)ㄴ〔過去連体形〕
- (으)니까〔~から/ので〕
- (으)려고〔~しようとして〕
活用3:Ⅲ型(아/어 に接続)
基本ルール
語幹+아/어+요
ㅏ、ㅗ で終わるとき → 아요:가다 → 가아요(行く)、좋다 → 좋아요(良い)
ㅏ、ㅗ 以外で終わるとき → 어요:먹다 → 먹어요(食べる)、있다 → 있어요(いる・ある)
하다で終わるとき → 해요:하다 → 해요、공부하다 → 공부해요(勉強する)
縮約形①
- ㅗ → ㅘ:오다→와요(来る)、보다→봐요(見る)
- ㅜ → ㅝ:주다→줘요(与える)、부르다→불러요(呼ぶ)
- ㅣ → ㅕ:기다리다→기다려요(待つ)
- ㅚ → ㅙ:되다→돼요(なる)
縮約形②
語幹の最後の母音が縦線が長く、横線が短い母音の場合、아/어をつけずにそのまま요を付けます
- ㅏ:가다→가요(行く)、자다→자요(寝る)
- ㅓ:서다→서요(立つ)
- ㅕ:켜다→켜요(点ける)
- ㅐ:보내다→보내요(送る)
- ㅔ:세다→세요(強い)
ㅂ変則
語幹がパッチムㅂで終わるとき、ㅂを取って와/워を付けます。
- 直前がㅏ・ㅗ:돕다→도와요(助ける)、곱다→고와요(きれいだ)
- 直前がㅏ・ㅗ以外:덥다→더워요(暑い)、춥다→추워요(寒い)、쉽다→쉬워요(易しい)
으変則
語幹が母音「ㅡ」で終わるとき、「ㅡ」を「ㅓ」で置き換えます。
語幹が2文字以上のときはㅏ/ㅓで置き換えます。
- 語幹が1文字:크다→커요(大きい)、쓰다→써요(書く・使う)
- 2文字以上으の直前がㅏ・ㅗ:바쁘다→바빠요(忙しい)、아프다→아파요(痛い)
- 2文字以上으の直前がㅏ・ㅗ以外:슬프다→슬퍼요(悲しい)、예쁘다→예뻐요(きれいだ)
르変則
語幹が「르」で終わるとき、直前の音節にパッチムㄹを足して、르の「ㅡ」をㅏ/ㅓで置き換えます。
- 르の直前がㅏ・ㅗ:빠르다→빨라요(速い)
- 르の直前がㅏ・ㅗ以外:부르다→불러요(呼ぶ)
Ⅲ型に接続する主な表現・文型
- 아/어(요)〔丁寧形・基本の終止〕
- 아/어서〔~て / ~ので〕
- 아/어도〔~しても〕
- 아/어야 해요〔~しなければならない〕
- 아/어야 돼요〔~しなければならない〕
- 아/어 보여요〔~そうに見える〕
- 아/어 봐요〔~してみる〕
- 아/어져요〔~くなる / ~になる〕